ゴートレザーの特徴。大切なバックやライダースを守るお手入れのやり方
革製品には幅広い種類が存在しますが、これからレザー製品を始めて手にするという方にはゴートレザー(山羊革)がおすすめです。
今回は、ゴートレザーの特徴と魅力。さらにはバッグやライダースといったゴートレザー製品の正しいお手入れの仕方をご紹介いたします。
ゴートレザーとは
大人の山羊革を指すゴートレザーは薄くて丈夫、さらにはきめ細やかな繊維であるため触り心地が柔らかいという特徴があります。
薄くてとても丈夫なゴートレザーは初めてレザー製品を手にした方におすすめ。
男女ともに財布やバッグなどが人気ですが、ライダースジャケットなど婦人服は特に人気です。
使えば使うほど身体になじむゴートレザーは、使い続けることで起こる型崩れの心配がいらないので、扱いやすく長く愛すことができます。
しなやかでサラッとした触り心地のゴートレザーは、表面に独特の凹凸があります。
細やかなシワ模様である「シボ模様」が美しいのも、ゴートレザーならではの特徴です。
ゴートレザーのお手入れ
日常的なお手入れは、やさしく力を入れないように気を付けながら乾拭きで十分です。
もし目立つ汚れが気になるようであれば、レザークリーナーでメンテナンスを行いましょう。
ゴートレザーは半年程度使い続けてくると表面のうるおいが損なわれ、見た目のツヤや質感が使い始めと比べて劣るようになります。
この場合、皮革用クリームやデリケートクリームなどで革の表面に潤いを足してあげるようにすることで、再び美しいツヤを取り戻すことができます。
また、ゴートレザーを含む革製品すべては水に弱いという弱点があります。
水に濡れるところに置かず、ゴートレザーのシミの原因になる汗が付くのでポケットに財布やキーケースを入れっぱなしにはしません。
もしゴートレザー製品が水に濡れてしまった場合は、乾いた布で優しくふき取り、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
ゴートレザーは温度変化に弱いので、間違ってもドライヤーを使用しないようにしましょう。
まとめ
ゴートレザーは大人の山羊から採れた革を指すスキンのことです。
しなやかできめ細かい質感が特徴の革で、薄くても丈夫という性質からレザー製品初心者の方におすすめのスキンです。