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本革と合皮の違いを知っていますか?

バッグ、財布、靴、ソファなどの革製品には、本革(レザー)と合皮(フェイクレザー)があります。しかし、その違いをよく知らないまま購入しているという方も多いのではないでしょうか。

今回は本革と合皮の違いをご紹介します。

本革と合皮のメリット・デメリットを知ることで、革製品を上手に選ぶことができます。また、購入した革製品が本革か合皮かを見分ける方法もご紹介します。

本革や合皮などの革製品が好きな方は、ぜひご覧ください。

1.本革と合皮の違い

本革とは

本革とは、動物の「皮」を製品として加工した天然のものを刺します。日本ではバッグなどにブタの革を使うことが一般的ですが、他にもウシやウマ、ヒツジ、ヤギ、シカなど豊富な種類の革があります。

元々が動物の皮ですので、よく見ると毛穴が見えます。また、引っかいたような小さな傷や、動物が生きているときに刻まれたシワ、色の濃淡など、個々に違いがあるのが特徴です。

本革は使い込むにつれて「経年変化」を起こし、美しい風合いを楽しむことができます。

合皮とは

合皮とは、天然の布地にポリ塩化ビニールやポリウレタン樹脂といった合成樹脂を塗布して型押しし、本革の質感に似せて人工的に作られたものです。そのため、品質に差が出ることはありません。

見た目は本革そっくりですが、匂いや肌触りは本革と異なります。また、合皮には水を弾き汚れにくいという特徴があります。

合皮は使っていなくても、時間の経過とともに空気中の水分と結合して変化していく「加水分解」が起こり、表面がベタベタしたり、進行するとひび割れたりします。

このように、本革と合皮の特徴をご覧いただくと、それぞれに違いがあることがわかりますね。より見やすいように表にしたものがこちらです。

  本革 合皮
素材 動物の皮を加工。天然。 布地に合成樹脂を塗布して型押し。人工。
特徴 毛穴、傷、シワ、色の濃淡など個々に違い。 品質に差が出ることはない。
経年 変化を楽しむことができる。 ベタベタ、ひび割れなど劣化する。
耐久性 あり。 なし。
耐水性 弱い。 強い。
重さ 重い。 軽い。
寿命 メンテナンスをすれば10年程度。 3年程度。
価格 高い。 安い。

簡単に言ってしまうと、「本革は天然のもので高級品」「合皮は人工で安価」ということになりますが、一概に「高いものが良い」とも言えません。

2.本革と合皮のメリット・デメリット

それでは、本革と合皮にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。次の表をご覧ください。

  本革 合皮
メリット ・丈夫

・寿命が長い(約10年)

・経年変化が楽しめる

・上品な見た目

・値段が手頃

・水に強い

・軽い

デメリット ・値段が高い

・水に弱い

・重い

・破れやすい

・寿命が短い(約3年)

・劣化する

・見た目が安っぽい

本革のデメリットを合皮が補い、合皮のデメリットを本革が補っていることがわかります。つまり、革製品の使用目的にあわせて、本革と合皮を使い分けることで、賢くお買い物することができるんですね。

例えば革製のソファだと、合皮は水に強く汚れにくいですが、破れやすく劣化するため、寿命は3年ほどになります。ソファを粗大ゴミとして処分するときの費用や手間を考えると、3年で買い換えるのは大変ですので、初期投資は高くても本革を選んだ方が良いと言えます。

3.本革と合皮の見分け方

手元にある革製品が、本革か合皮か見分ける方法があります。それがこちらの表です。

  本革 合皮
表面の質感 ・毛穴がある

・血筋の跡

・シワ(シボ)

・毛穴がない
におい ・独特 ・ビニールっぽい

・無臭

革を折り曲げたときの質感 ・筋が通ったようなシワ ・樹脂が浮き上がるようなシワ
革の断面 ・毛羽立つ

・繊維質

・コーティング処理

・布地が見える

・断面に染料が塗られている

劣化 ・擦れた部分は元の色が見える

・乾燥肌のようなひび割れ

・色味や艶に深みが増す

・擦れて中の布地が見える

・ひび割れ

・剥がれ

燃やす ・タンパク質が燃える牛乳のようなにおい ・プラスチックが燃えるようなツンとくるにおい

燃やすということはあまりしないかと思いますが、表面の質感やにおい、折り曲げたときの質感の違い、革の断面などから見分けることもできます。

また、もっとも確実なのが表示の有無です。旅行かばん、事務用かばん、ランドセルといったバッグの場合は、本革と表記されていたら必ず皮革名とお手入れ方法が明記されているかを確認してください。

「家庭用品品質表示法」という法律により、外面積の60%以上が表皮付きの牛革(銀付き革)である場合は、「皮革名」と「お手入れ方法」を表示することが義務付けられています。適切な表示方法で販売しているかどうかが、優良店舗の見極めにもなります。

ただし、オンラインショップの場合は表示がされていないこともあります。その場合は、店舗に問い合わせてみましょう。返事がなかったり、明確でない場合は、購入を控えた方が良いですね。

※ハンドバッグや財布といった袋物は対象外です。

まとめ

本革はきちんとメンテナンスを行えば10年以上保ちますし、使い込むほどに手に馴染んできます。当ショップでもたくさんの革製品を扱っていますので、ぜひご覧ください。

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